② 岩倉・上高野エリア 豊かな自然と調和の庭園美・静寂で厳かな小野の里と中世格式の庭園美
■三宅八幡宮 〜子どもの疳の虫除けの神様〜
□社神応神天皇一座
社伝によると推古天皇の御宇、大徳冠小野妹子渡隋の大命を受け、其の途、筑紫にて病に悩み宇佐八幡宮に祈願し平癒、渡隋の後も専ら祈念の功により種々の危難を免れる。
帰朝の後、報恩のためこの地に大神を勧請され、その後多年を経て南朝の忠臣備後三郎、当地に移住し邸内の鎮守として厚く尊崇された。
爾来三宅八幡と称し社殿宏壮、神田等もあったが応仁の乱の兵火にかかり、古記什寶等悉く焼失する。数年後、里人相謀り復旧を試みるが、漸く大破に及びたるを以って明治2年拝殿を同20年本殿・社務所が建造される。
本殿は神威赫々として、往古より皇室との関係が深く例月御代拝の参詣等今日に至る。
又、大衆の崇敬厚く殊に小児の虫病・穀菜の病虫害に霊験が著しく今日も多くの参詣がある。
□八幡さんの絵馬
当神社には幕末から明治末期にかけて奉納された大絵馬が沢山あり、其の中の133枚が平成13年4月に京都市有形民俗文化財の指定を受けました。
絵馬の特徴をみると、大勢の子どもたちが大人に連れられて神社にお参りしている様子を描いたものが全体の3分の一[行列絵馬]。
親・親族・近所の人、少数が子ずれで参詣する姿が21パーセント[参詣図・参拝図]。
この両方で全体の6割を占め、殊に参詣人に名前が墨書されたり、付箋に書かれたり、又、服装、髪容、はきもの、持ち物、遊びなどが忠実に描かれ幕末から明治時代の風俗を知るうえで貴重な絵馬といわれている。
年中行事
1月1日 歳旦祭
2月3日 節分祭(甘茶接待・護摩木焼納)
2月11日 建国記念祭
6月30日 夏越の大祓
9月14日・15日・16日 例大祭
12月13日 火焚祭
12月31日 大祓
毎月15日 月次祭
住所 | 左京区上高野三宅町22 |
電話番号 | 075-781-5003 |
参拝時間 | 境内自由。絵馬展示資料館;9時30分〜15時 |
料金 | 拝観自由、絵馬展示資料館;300円 |
駐車場 | あり |
アクセス | 叡山電車八幡前から徒歩3分、三宅八幡駅から徒歩10分、京都バス「八幡前」から徒歩すぐ、「三宅八幡」から徒歩7分 |
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ホーム | http://www.miyake-hachiman.com/ |